2012/02/02

厚生労働省 : 平成23年10月末現在の外国人雇用状況の届出状況

登録外国人の数と外国人労働者の数の動きが気になって、厚労省のデータと法務省のデータを
並べて見ました。
全体が減っているのになぜ労働者の数が増えているのかどうも理由が分かりません。



2009
2010
2011
中国
249,325
287,105
297,199
ブラジル
104,323
116,363
116,839
フィリピン
48,859
61,710
70,301
韓国・朝鮮
25,468
28,921
30,619
合計
562,818
649,982
686,246

外国人労働者数(*各年10月末 )

もしかしたら回答した事業所が増えたから? なぜ増えた?
事業所数   95,294   108,760   116,561

一方、登録外国人数は


2009
2010
2011
中国
680,518
687,156
675,724
ブラジル
267,456
230,552
215,134
フィリピン
211,716
210,181
209,824
韓国・朝鮮
578,495
565,989
550,531
合計
2,186,121
2,134,151
2,088,872

*2009/2010年は12月末 2011年は9月末

掲題のデータが発表されました。
全体としては、法務省の発表の通り、震災/原発問題も影響し
「震災前(平成22年末)の外国人登録者数は,213万4,151人であったが,震災直後の平成23年3月末には,209万2,944人で4万1,207人(1.9%)減少し,その後は,ほぼ同水準を維持。9月末の外国人登録者数は,208万8,872人。」
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00012.html
と減っているのに、
今回の統計では
「外国人労働者数は686,246人(前年同期比36,264人、5.6%増)。」
となっています。
(統計の時間的ずれが少しありますが影響は小さいと考え)
この理由は?
その他のポイントは
「産業別にみると、「製造業」が38.7%を占め、次いで「サービス業(他に分類されないもの)」が13.0%、「宿泊業、飲食サービス業」が10.9%、「卸売業、小売業」が10.1%、「教育、学習支援業」が6.9%となっている。
国籍別・産業別にみると、ブラジル、ペルー、フィリピン、中国については、「製造業」がそれぞれ56.7%、52.6%、47.5%、36.8%と最も高い割合を占めるが、韓国については、「卸売業、小売業」が17.6%と最も高い割合を占めている。G8等※4については、「教育、学習支援業」が45.4%と最も高い割合を占めている。国籍別に派遣・請負の構成比をみると、ブラジルとペルーで派遣・請負の構成比が高く、それぞれ58.9%、49.6%と労働者の多数を占めている。
※4 G8等は、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシア、オーストラリア、ニュージーランドを表す。 」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000020ns6.html

0 件のコメント:

コメントを投稿