2012/02/08

環境 : 枯葉剤のモンサントがベトナムに進出?


数年前に「食の未来」という映画で、食品業界の問題、
遺伝子操作の恐ろしさを知りましたが、その中でも
問題の中心にあるのが米国のモンサントという会社。
その彼らが作った枯葉剤で多大な被害を受けた
ベトナムがその最大の敵を招き入れるとは・・。
経済拡大の前には過去のことは問題にならないのか。
>40万人の死者を出した枯葉剤の製造元で反省の色もない米企業を、政府が誘致する事情
>ベトナムでモンサントの名はそれほど知られていない。しかし同社がかつて開発し、ベトナム戦争で米軍の枯葉作戦で使用された、悪名高き「エージェントオレンジ(枯葉剤)」の名は誰もが知っている。
>ベトナムのタインニエン紙によれば、国内の活動家たちはモンサントにベトナムで事業を行う資格はないと反対の声を上げている。ベトナムでは枯葉剤によって40万人が死亡し、50万人の奇形児や障害児が生まれ、200万人にさまざまな後遺症を残した。」
それにも拘わらず
>遺伝子組み換え技術で農作物の収量を上げる技術を持つモンサントを、ベトナム政府が誘致しようとしていると、タインニエン系列の週刊誌が報じた。
反省の色は無いようだ
>モンサント社の冊子は、枯葉剤は愛国的な化学薬品だったと紹介しいる。「アメリカと同盟国の兵士の命を守る」ために作られたものであり、係争中の裁判については「当事者だった政府によって解決されるべきだ」と主張している。
この主張は原爆投下の理由づけに似ている。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/02/post-2430.php
食の未来(今は上映はしていませんが、DVDででも
ご覧頂くと良いと思います)
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/

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