2011/01/06

日本の人口動向

柴崎@三井物産です
ご存知の通り、昨年12月20日に総務省から「人口推計」で
平成21年12月に比べ13万人減(0.10%減)と発表されました。
LINK: 総務省統 計局

一方、Bloombergの記事では(SankeiBizで引用)
「人口増加率の低下は経済成長の下押し要因となる」
と書いています(これは記事を引用する必要もありませんが)。
コップの中の嵐は止めて、日本の将来像を描く時期に
あると思います。
「先進国から新興経済国への世界経済のパワーシフトが一段と加速する見通しであることが、人口動態の専門家らの分析で明らかになった。長らく国内総生産(GDP)2位の座にあった日本と、4位のドイツで人口減少が続くのを尻目に、人口増で活力を増す中国とインドが台頭し、今後10年にわたり国際貿易の中心になるとみられている。
人口の推移は一国の経済見通しを判断する上で重要な指標だ。人口増加率の低下は経済成長の下押し要因となる。高い出生率は将来、納税や消費によって経済成長の促進剤となる労働者や消費者が増えることを意味するからだ。
米国勢調査局の推計によると、世界全体の227カ国中、194カ国で人口の伸びが加速している。しかし欧州最大の経済大国ドイツの人口は2015年まで平均年率で0.2%のペースで減少する見込みだ。先進7カ国(G7)で人口が減少しているのは、ドイツと日本だけ。
GDP1位の米国の10年の国勢調査によれば、人口は3億874万5538人と、2000年の前回調査より9.7%増加した。これは1940年以来、最低の伸び率だ。米政府は15年の伸び率を1%と予測している。
一方、世界最大の人口を擁し昨年、GDPで日本を逆転したとみられる中国と、経済発展が著しいインドの人口は15年までそれぞれ0.4%、1.2%の平均年率で増加すると予測される。」
後は本文を。
LINK: 産経新聞

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