2011/01/06

第34回県連ふるさと巡り~ボリビアで生き抜いて~

ブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)による「第34回移民のふるさと巡り」が7日から12日まで実施された。国内各地の日系人ゆかりの地を巡る同旅行。今回は国境を越え、隣国ボリビアを初めて訪問した。ブラジルより早く、昨年日本人移住110周年を祝ったボリビア日系社会。しかしその大半は戦後移住であり、半世紀あまりの苦闘の跡は今も生々しい。どん底の初期開拓の苦難に耐え、政情不安やハイパーインフレ、デカセギなど時代の変転にもまれながら、異国の地に新たな故郷を築き上げてきた同国の日系人たち。安定を得たのはこの10年ほどのことだ。ブラジルから訪れた120人は、東部の中心都市サンタクルスとオキナワ、サンフアン両移住地を訪れ、温かいもてなしの中、その一端に触れた。(松田正生記者)

LINK: ニッケイ新聞

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