2011/04/17

スイスの婚姻法は人権侵害か?

スイスには偽装結婚も多いようです。それを防ぐために、
「今年の1月1日から施行された新しい婚姻法では、スイス人との結婚を許可される外国人は、すでに法的に有効なビザを所持している外国人のみと規定されている。しかしこの新法は人権の侵害に当たると批判されている。」

一方、

「人間には自分が選んだ相手と結婚して一緒に住む権利がある。私たちが結婚したのは一緒に住みたかったからなのに、どうすればいいというのか」

この権利と偽装結婚防止・・バランスが難しいところです。

・・・・・・

「右派の国民党 ( SVP/UDC ) の主導によって成立したこの新しい婚姻法は、外国人がスイス人と「便宜上の」偽装結婚を行うことによって滞在許可証を取得し、その後で家族をスイスに呼び寄せようとする動きを食い止めるために作成された。
連邦統計局 ( BFS/OFS ) によると、スイスでは2009年に約4万2000組のカップルが結婚したが、そのうち約半数弱にあたる2万380組の当事者の少なくとも片方が外国人だ。
2004年に連邦司法警察省婚姻局 ( EAZW/OFEC ) は、年間500組から1000組の偽装結婚があると推計している。」
SWISSINFO

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