2011/04/16

福島に揺らぐスイスの政治

柴崎@三井物産です
またまたスイスの話ですが
「フクシマショック」がスイスの政党に与えた影響は限定的だが
10月の総選挙に向けた選挙戦は変わってくると、ローザンヌ大学
の政治学者ゲオルク・ルッツ氏の話。
swissinfo.ch : 10月の総選挙に福島の影響はありますか。
ルッツ : 
今回の原発事故は政治の流れを非常に変えた。それまで、選挙戦の焦点は移民とEUになると考えられていたが、今では原子力とエネルギー政策になった。
秋までには原子力の話題はいくらか早急性を失うかもしれないが、日本の大惨事を目の前にして、この議題が政策決定から外れるとは考えにくい。
swissinfo.ch : 現在の政策論争で最も恩恵を受けているのは草の根の反原発運動という可能性はありますか。
ルッツ : 
反原発運動は再燃している。もし電力会社が急に「これまで通りのビジネス」に戻り、電力源に再び原子力を推進するような動きを見せればなおさらだ。」
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=30000890

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